名前
アカネ・茜
生薬名
茜(セイコン)
別名
日本茜、セイヨウアカネ、マダー、ツムバアカネ、アカネカズラ
科
アカネ科
染め色
赤、オレンジ、
原産地
東洋種は、日本、朝鮮、中国、ヒマラヤ。西洋種は、ヨーロッパ全土、中東。染料として優秀なのは、トルコ、オランダ、フランス産。
生活型、生育環境
多年草。つる性。日本では野山の道端など。
草丈
つるは100センチ以上。
葉の形
長卵形。粗い鋸歯があり、引っかかる。
花の色
白
栽培方法
水捌けと日当たりの良い腐葉土で、夏は半日陰になる場所が良い。
播種、植え付け時期
播種は秋か春だが、株分や挿し木の方が定着率が高い。
染め色
赤、オレンジ、
染織利用方法、利用部位
根を採取し、よく洗って刻む。とろ火で煮出し、2日放置。煮出すと澄んだ色にならない。アルカリに修正すると赤みが増す。
含有成分
アリザリン、ブルブリン
採取時期、保存方法
10−11月ごろ、根を掘り上げて天日干しに。密閉容器に入れて保存。
染料として流通しているのは、ほどんどがセイヨウアカネ。
日本茜は、国内に自生しているが、栽培方法としては確立していない。
染織の方法