名前
アイ・藍
生薬名
※服用はしない。染料としては防腐になる。
別名
インディゴ、タデアイ、日本藍、琉球藍、キアイ、インドアイ、インディゴツリー、タイセイなど地域により様々な種類がある
科
マメ科、アブラナ科
染め色
青、水色、紺色
原産地
インディゴ染料が取れる植物は世界中にあり、それぞれの名で呼ばれている。染料として優秀な品種は、インド、東南アジア、中米、南米原産。
生活型、生育環境
多年植物。肥沃な土地を好む。染料としての能力を発揮するには、蒸し暑い季節が続いて日差しが強い中で育ったものが良い。
草丈
60センチー2メートル
葉の形
マメ科は、卵形の常緑低木。アブラナ科は、平たい掌状。
花の色
マメ科は白。アブラナ科は黄色。
栽培方法
染料としては、蒸し暑い季節が続いて日差しが強い中で育ったものが良い。
播種、植え付け時期
播種は春の終わり
染め色
青、水色、紺色
染織利用方法、利用部位
葉を利用。発酵させて還元させたり、酵素処理により取り出したインディゴを還元剤と合わせて利用したりする。
含有成分
※服用はしない。染料としては防腐になる。染料となる成分はインディゴ・インジゴ。
採取時期、保存方法
晩夏から秋にかけてのの生葉が染料としては優秀。乾燥保存も可能。
16世紀までのヨーロッパでは、青色といえばアブラナ科のアイでした。
その後、より染料として優秀な、マメ科のアイが主流になり今日まで受け継がれています。
どちらもインディゴが主成分で、酸化還元反応を使って染織します。
藍染の方法動画